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戸塚区版 公開:2020年6月18日 エリアトップへ

八坂神社お札まき 感染防止のため中止 「とつか夏まつり」も

文化

公開:2020年6月18日

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「お札まき」では例年女装した男たちが踊りを披露
「お札まき」では例年女装した男たちが踊りを披露

 新型コロナウイルス感染防止の観点から、例年7月14日に開催されてきた戸塚の夏の風物詩「八坂神社のお札まき」、同日実施されてきた「とつか夏まつり」が中止となる。

 八坂神社例大祭の14日に行われる「お札まき」は、300年以上にわたり継続。白塗りの化粧をした15人ほどの男性が五穀豊穣や無病息災の祈願を込めた歌を歌いながら踊りを披露。その後、色彩豊かなお札がまかれ、多数の来場者が取りに走る姿が例年見られる。市の無形文化財に指定されている伝統行事だ。

 しかし今回はコロナ感染防止の観点から「密」を避けるため、お札をまきは中止。ただ、例年通り参拝者にお札は渡される(千人分用意/整理券を配布。午後3時〜7時を予定)。

 内田俊夫八坂神社総代長は「私の記憶では初めてのこと。残念だがご理解を。お札には疫病退散の意味が込められており、限定した形でお配りしたい」と話している。

「苦渋の決断だった」

 200店以上の露店が並び、例年2万人以上の来場者で賑わう「とつか夏まつり」も中止が決まった。片山大蔵とつか夏まつり実行委員会会長は「多くの区民、とりわけ子どもたちには残念な思いをさせてしまった。しかし、コロナを流行させることはできず、苦渋の決断だった」と苦しい胸の内を吐露する。

 2015年には多数の人が集中することを危惧した戸塚警察署からまつりの見直しを迫られ、露天商の出店が中止になったことも。しかし、特に子どもたちからの再開の要望は根強く、その声を受ける形で地域の有志からなる実行委員会が結成。翌16年には露天商や地元商店会を中心した現在のまつりを復活させている。実行委員会は月1回の会合を実施。綿密な打ち合わせの下、行き届いた清掃活動、的確な管理・運営を行っている。「東俣野特別支援学校」の児童をまつりに招待するなど、地域貢献にも熱心だ。

 住民の一人は「コロナが収束し、来夏はお札まき、まつりに参加したい。心から願っている」と語った。

区のイベントも次々と

 コロナにより、戸塚区主催・共催の「区民まつり」なども中止(表参照)。区HPで確認を。

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