元ワーキングママがゆく 39 市政レポート 「脱炭素化」の大きなチャンス 横浜市会議員 伏見ゆきえ
今夏は東京五輪・パラリンピックの開催が予定されています。注目を浴びるこのイベントは、世界が進む新たなフェーズ「脱炭素化」に向けて、横浜市が積極的に取り組む姿勢を世界各国の人に知ってもらう大きなチャンスでもあります。
市は2050年までの脱炭素社会「Zero Carbon Yokohama」の実現にむけ、現在再生可能エネルギーの利用拡大に力を入れてい ます。
ゼロカーボン実現へ
その一つが東京都、神奈川県、川崎市、相模原市などと連携した取り組み「みんなでいっしょに自然の電気」です。
これは太陽光や風力など環境にやさしい自然エネルギーを利用した電気の切り替えを促進するもの。市は今年2月15日まで家庭や企業の参加を募集しています。自宅に太陽光パネルを設置することができなくても、簡単に自然から生まれたエネルギーを利用することができ、お財布にもやさしいのが特長です。
小中学校に設備を導入
また、市では「Zero Carbon Yokohama」の達成に向けた取り組みの一環として公募型のプロポーザル方式で委託候補者を選定し、市内の小中学校を対象に設備導入を予定しています。候補となるのは建替予定がなく、現在太陽光発電設備及び蓄電池のない65の学校です。令和3年度から令和4年度にかけて専用の設備を導入し、太陽光発電による電力を学校に供給していきます。平常時は温室効果ガスの排出抑制を図り、非常時には地域防災拠点などでの防災用電源、活用を目的とした事業となります。
戸塚区内の事業候補校は全7校。具体的には品濃小学校、東俣野小学校、倉田小学校、東品濃小学校、秋葉小学校、秋葉中学校、平戸中学校となります。
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