戸塚区を重点活動エリアに置く、サッカーJ1・横浜FCがコロナ禍で中断されていたペットボトルのキャップを回収するプロジェクトを4月17日のホームゲームから再開。集まったキャップをリサイクルしチームグッズを制作する。
サッカークラブを核とした循環の仕組みを構築し「リサイクルの地産地消」をめざすこのプロジェクト。プラスチック再生機の輸入・販売などを手掛けている、((株)湘南貿易・西区)が横浜FCのサポーティングカンパニーとなったことを機に2019年シーズンからスタートした。ホームゲームの際、会場にブースを設置しキャップを回収。19年シーズン中に集まったものを再生した樹脂を素材にしたチームグッズを制作し、20年シーズンからキャップ提供者に進呈する計画だったが、コロナ禍で中断していた。
12試合で6万5千個
19年シーズンは12試合でブースを設置。5400人ほどがキャップを提供し、6万5千個ほど(キャップ1個を2・5gとして参加人数より換算)のキャップが集まっていた。再始動日となった17日にキャップ提供者に手渡された「マスクストラップ」は、19年シーズン中に集まったキャップを粉砕した再生素材を溶かし成型したもの。
三浦知良選手や中村俊輔選手らの背番号が入った非売品で、19年シーズン中にも取り組みに参加したという親子サポーターは「持ち寄ったキャップがこういった形で戻ってきて、より身近に感じることができた。これからもキャップを集め取り組みに協力していきたい」と話した。
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