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戸塚区・泉区 文化

公開日:2022.05.26

大正地区不二美こだま会
防犯講話で意識向上
 戸塚署が協力

  • 講話に耳を傾ける地域住民

 大正地区にある不二美会会館で5月18日、防犯についての講話が開催された。戸塚警察署の協力のもと、同地区内の老人会「不二美こだま会」が主催したもの。



 同会では年に数回、同地区内住民に向けた集いの場「サロンこだま」を開催しており、その一環として実施された。地域の高齢者に対して、特殊詐欺等への防犯意識を啓発することが狙い。



 当日は同地区内の高齢者約20人が集まり、戸塚警察署生活安全課の署員による、ひったくりや空き巣・特殊詐欺の被害状況や手口、被害防止についての講話が約1時間実施された。



 講話の中では特殊詐欺被害を未然に防ぐための手段として「迷惑電話防止機能」の説明なども行われ、同署の中村圭佑警部補は「犯人は録音されることを嫌う。補助金制度もあるのでぜひ活用してほしい」と話した。



 また、DVD放映も実施され、特殊詐欺被害者家族へのインタビュー映像で被害関係者の生の声も伝えられた。



 同会会長の二木盈行(ふたつぎみつゆき)さんは「この講話を通じて犯罪被害に遭う方が少しでも減ってくれれば」と語った。

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