平成横浜病院
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戸塚区を拠点に、ひとり親家庭に食品提供支援を行うNPO法人フードバンク浜っ子南(下山洋子代表理事)が、矢部町のカフェで7月1日、子ども食堂を初めて開催した。経済的に困窮する親子に外食の楽しみを提供すると共に、継続的な支援を呼びかける。
子ども食堂を行ったのは、浜っ子南が毎月5カ所で食品提供を行うフードパントリー会場の一つで、善了寺境内にある「こよりどうカフェ」。区内で中古車販売業を行い、浜っ子南の理事も務める山崎雅子さんが、今回の企画に寄付を行い実現させた。きっかけは、パントリー利用者の一人から昔は系列のカフェの客だったことを告げられ、今は通えないが「また絶対遊びに行きますから」との言葉に胸を打たれたこと。「何回か食品を配れば終わりではない」。
子ども食堂には5組の親子が参加。ある親子は「久しぶりの外食で、お腹も心もいっぱい。子どもが宿題の日記に書くと喜んでいる」と感謝の言葉を口にした。
親の孤立防ぐ
コロナ禍をきっかけに2020年から活動を始めた浜っ子南では現在、横浜南部の約180世帯に食品提供などを行っている。支援は事前予約制で、利用者と毎月顔を合わせながら支援品を手渡すことにこだわってきた。下山代表は「経済的な悩みは誰しも見せられないもの。だからこそ見えにくく気持ちの面でもひとり親は孤立しがち。子ども食堂の企画が同じ立場同士で気軽に話せるきっかけになれば」と話す。次回はクリスマス頃を計画している。
寄付を受け付けている食品は、賞味期限まで1カ月以上ある未開封の常温保存食品。また、子どもの衣類やおもちゃ、学用品なども募集している。問い合わせは【メール】smile@fbh-minami.orgへ。
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