戸塚区・泉区 意見広告
公開日：2025.06.26
県政報告 161
未病政策で県民に利益を
神奈川県議会議員 北井宏昭
「未病」とは、私たちの心身が、健康と病気の間で連続的に変化している状態を表す言葉です。本県では、日常の生活における「未病改善」により、健康な状態に近づけていくことが大切とＰＲしています。これは超高齢社会の到来による厳しい時代に備えた「持続可能な新たな社会システム」の構築のための政策です。そして未病の取り組みの重要性は、益々大きくなっています。
しかし、その崇高な理念は庶民的ではなく、抽象的な言葉も難解です。県民目線で言えば、健康寿命が延びることで、薬が減り、医療費と保険料がどれだけ抑えられるのかが重要で、どのような利益になるのかが大事なこと。特に「生活習慣病」や「フレイル」そして「認知症」は「未病改善の効果」が期待される分野です。そして紛れもなく、医療・介護のコスト削減に直結します。
県庁と県議会の役目は、県民の困りごとに応えること。それは、物価高・増税・社会保険料の増額・年金の目減りなど、生活に直結していること。県民にとって、医療費の支出が抑えられれば、家計も助かります。高額医療費の問題や、県民が払う保険料にもいい影響が出ます。しかし県民を巻き込めず、非常にもったいないことです。
今こそ、未病政策によって医療と介護のコストを下げる「具体的な効果」と「県民の利益」をはっきりと県民に伝え、未病への取り組みを県民全体のムーブメントにするときなのです。
県民の困りごとゆえ、この未病政策により県民が支払うコストを下げ、県民に利益を還元出来るようにと、予算委員会で知事に訴えました。
北井宏昭
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戸塚区戸塚町3870‐1
TEL:045-871-5454
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