戸塚区・泉区 スポーツ
公開日:2026.04.16
横浜市泉区領家地区 地域クラブが部活の手助け バドミントンで受け皿に
教員の働き方改革や少子化などを背景に、全国的に「部活動の地域移行」が課題となっている。戸塚区・泉区を中心に活動する地域バドミントンクラブ「SKR(エスケーアール)」(田中慎吾代表)では領家中学校を拠点に活動を展開。部活動の負担軽減のために同校や近隣中学校の生徒に対しバドミントンができる場を提供するとともに、学校とも連携を取りながら、各種大会にも出場している。
同クラブは子どもたちの活動の場を確保することで地域移行の「受け皿」を担うために2016年に発足。約10年間、戸塚区・泉区を中心に中学生向けの練習会を開催してきた。また、田中さんが領家中学校のバドミントン部で長年外部コーチを務めていたことから、生徒らの活動の場の提供を目的とし、24年に本格的に活動を始めた。
在学する中学校にバドミントン部がない生徒が主な対象となるが、初心者・経験者問わず、部活に入っている生徒でも誰でも参加できる。週2〜3回、1日3時間程度活動し、中学校体育連盟が主催する大会へ参加できる体制も整えている。現在は部員26人、コーチ4人で楽しむことを目的にしながら、日々汗を流す。所属生徒らは「楽しく活動できてうれしい。これを機に地域内の関わりできたら」と話した。
運営に課題も
田中さんによると、運営をする上での課題は指導者の確保と運営の持続性だという。平日の活動は1回のみで、「より活動日を増やしたいが、指導者確保が難しい」と現状を明かす。
また月会費を2千円程度に抑え、経済的格差による「スポーツ格差」を生まないよう配慮する一方、指導をボランティアに依存しすぎない仕組み作りも模索中。田中さんは「ボランティア精神だけではいつか活動が疲弊する。最低限の対価が出せる仕組みが必要」と強調し、活動に賛同してくれる企業からの協賛金を募るなど、独自の運営モデルを探っている。
学校との連携についても、対話を重ねる日々が続く。田中さんは、「学校側とは体育館を借りるなど協力を得ているが、管理責任の面でまだ課題はある。ゆっくりと、子どもたちが戸惑わない形で地域移行を進めたい」と語る。今後も、「地域を問わずに生徒らの活動を支えていきたい」とし、新たにメンバー募集、指導者や賛同者の確保に努めていく方針だ。
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