戸塚区・泉区 人物風土記
公開日:2026.04.02
「学校医」として2025年度横浜市教育委員会表彰を受けた 大久保 辰雄さん 戸塚区柏尾町在住 61歳
学校と医療の架け橋に
○…「学校医の仕事は年に一度の健診だけではない」。川上小学校で長年学校医を担当したほか、横浜市医師会の学校医担当理事を約6年間務め、医療的ケア児の登校支援や学校事故の検証にも奔走した。その功績が認められ、このほど2025年度の教育委員会表彰を受賞。「学校と医療が手を携え、子どもが安心して学べる土台を整える。その積み重ねが評価されたのならうれしい」と喜びをにじませた。
○…子どもの不登校や教師のメンタルヘルスにも関心を寄せる。横浜桜陽高校の産業医として、教員の健康管理にも携わり、「子どもを支える先生自身が疲弊してしまっては教育は成り立たない」と現場の課題を見つめる。「医療は病気を治すだけではなく、社会全体を支えるもの」。そう語る眼差しは、これからも子どもたちの未来を見据えている。
○…千葉県出身。父も医師で診療所を営み、幼い頃から父の働く姿を間近で見てきた。医師を志したきっかけは、父が友人の命を救った少年時代の記憶だ。「身近な存在が誰かを救う凄さを肌で感じた」。大学卒業後は、外科の道へ。働く中で「患者を総合的に診ることのできる内科に興味をもった」と転身。現在は東戸塚駅近くのおおくぼ総合内科クリニックの院長や戸塚区医師会の副会長を務め、地域のかかりつけ医を目指す。
○…私生活では、子育て真っ最中の父親でもある。休日は家族とともに、江ノ島やスキーをしに八ヶ岳へ出かける。家族との時間を何よりも大事にし、ふとした会話から子どもの優しさや成長に触れる機会も多い。教育現場の課題に気づくこともしばしば。「今の若い世代は、実はとても優しい。その優しさを汲み取り、伸ばしてあげられる社会でありたい」
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