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「『インプラント=噛める』が終わりではない」 ゴロー先生の診療日誌【3】
歯が全く無い場合や総入れ歯使用者向けのインプラント技法「オールオンフォー」--。最少4本のインプラントだけで固定式仮歯を支え、ほとんどの場合、3時間程度で「噛む機能」「審美性」を取り戻すことのできるインプラントの進化形技法だ。オペ(手術)時間を短縮することが可能なため、患者の身体的負担を軽減することができるほか、多くのインプラントを使用しないので、患者の経済的負担を抑えられるなどのメリットがある。
ただ従来、デメリットもあった。装着した歯と歯茎の間に汚れがたまりやすかったのだ。金沢区大道のオーキッド歯科クリニックでは、研究を重ねた技術でその汚れがつきづらくなるように改善を加えている。「オールオンフォー」を行う歯科医のほとんどがオペ時に装着した、1つの固定式仮歯で何度も調整を繰り返すのに対し、同院ではより装着度の高い、汚れがつきづらい歯を作り出すために、1つの仮歯で噛み合わせや審美性をチェックした後、そのデータを元に、2番目の仮歯を作り再調整を繰り返す。この強いこだわりが、メンテナンスが楽な歯に近づけていくという。
同院理事長のゴロー先生は「同技法の使用者は高齢の方が多く、自身でメンテナンスが困難な場合が多い。歯の汚れにより、誤嚥性肺炎を引き起こす恐れもあるので、当院では清掃性にこだわっています。インプラント治療は噛めるようになったら終わりではなく、20年先も快適に暮らせるように作っていかなければなりません。これからも『患者様の笑顔』のために歯科技術を追求していきたい」。
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