▲ 達成を喜ぶ運営スタッフ
参加人数７４０人の「だるまさんが転んだ」が10月24日、横浜市金沢産業振興センターのグラウンドで行われた。ＰＩＡフェスタ実行委員会と動画サイトＹｏｕＴｕｂｅで人気の「はじめしゃちょー」、横浜市立大学芦澤ゼミが、ギネス世界記録を達成した。
企画は「最大のだるまさんが転んだ」と銘打たれ、同日開催されたＰＩＡフェスタで行われた。
目的はＰＩＡフェスタの活性化。横浜市立大学芦澤ゼミの学生が発案し、ＰＩＡフェスタイベント実行委員会（本多竜太実行委員長）や、はじめしゃちょーが所属するＵＵＵＭ株式会社とともに運営を行った。
当日は一般公募で集まった７４０人が参加。「鬼役」となったはじめしゃちょーが「だーるまさんが」と唱えると、グラウンドいっぱいに広がった参加者は鬼を目指し一斉に駆け寄った。
最後にはじめしゃちょーが参加者の一人をタッチして、「だるまさんが転んだ」は終了。ギネス公式認定員が世界記録を認定すると、会場からは歓声が沸いた。
前回記録は今年３月に茨城県で達成された４４８人で、大幅な更新となった。はじめしゃちょーは「大幅に更新して『やってやったぞ』という思い。参加者や、運営した方々の協力で達成できたこと」と喜んだ。
横浜市大生が発案
ＰＩＡフェスタは金沢産業団地の活性化を目的に例年行われてきたが、ここ数年は、来場者が減少していた。そこで集客を目的に同実行委員会が芦澤ゼミの学生とともに企画した。
同ゼミの学生らは「大人数の参加」「話題性」という観点で発案した。ゼミのリーダーを務める有泉歩美さん（２年）は「自分たちと同じ世代に、ＰＩＡフェスタや、工業団地のことを知ってもらうきっかけにしたかった」と話す。
「だるまさんが転んだ」の成功もあり、今年のＰＩＡフェスタ全体の集客率は昨年比の約２倍になった。本多実行委員長は「工業地帯もそうだが、金沢区全体の盛り上げにもつながったと感じる」と振り返る。また有泉さんは「企業や地域の方と作った輪を今後も広げていければ」と話した。
▲はじめしゃちょーと参加者
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