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女性が安心して働けるタクシー会社へ 無料保育園設置、独自の需要予測導入
「タクシー会社は男性が働く職場というイメージを変えたい思いで、これまで色々と取り組んできました」。こう話すのは磯子区や港南区などのタクシー会社4社で構成される「昭栄旅客自動車協同組合」(横浜無線グループ)の小椋健生代表だ。
国交省認定の女性応援企業
同組合企業の一つ、磯子区磯子にある大明交通は、2017年から業界では珍しい企業主導型保育園「オリーブ保育園」を開設。昨年には定員70人の「オリーブ保育園磯子」を新設した。企業主導型保育園として数少ない成功例として、報道番組で取材されたことも。女性が活躍できる取り組みが評価され、国土交通省認定の女性ドライバー応援企業に認定された。
従業員は保育料無料
両保育園は、従業員の子どもは無料。働くお母さんに手ぶらで出社してほしいとの思いから「手ぶらDE保育」をコンセプトに。おむつや給食なども支給し園内で洗濯、乾燥も行う。「お母さんが子どもを安心して預けられ、仕事に集中できる環境を整えた」と小椋代表。保育園を利用したお母さんに、タクシードライバーに興味を持ってもらうきっかけになればと、定員の半数35人は一般枠にしている。
指示通りに走るだけ
初めてドライバーとして仕事をする人で多い悩みが「どこを走っていいか分からない」。同社が取り入れているのがAI(人工知能)を活用した独自の需要予測システム「ベスト・ワン・ウェイ」。このシステムは、過去の乗車データをもとに、AIが需要を予測。ドライバーは指示通りに運転するのみ。「ママさんドライバーが困らないように作り上げたのがこのシステムです」と小椋代表は自信をみせる。
未経験から入社
子どもをオリーブ保育園に預けている上野恵さんは入社3カ月。タクシー業界に対して、長時間労働できついイメージをもっていた。「昔乗ったタクシーの車内が煙草の煙だらけということもありました」。実際に同社で働くと、そのイメージは一変。女性専用の更衣室、トイレ、かわいい制服が用意され「楽しく働いています」
同社では、女性社員が勤務しない日でも月2回、子どもを保育園に預けることができる「リフレッシュ保育」を導入。家事や育児に忙しい女性ドライバーから好評だ。
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