磯子土木事務所は、区民の健康づくり支援の一環として、岡村地区にウォーキングルートを整備した。岡村天満宮交差点から三殿台公園までの道のりに表示板などを設置。区民が歩きやすい環境を整えた。
磯子区は、高齢化が急速に進んでおり、健康寿命の増進は重要課題の一つと位置付けている。そうしたことから、2016年度から区の自主企画事業「健康わくわくみちづくり事業」としてウォーキングルートの整備を行っている。これまで区役所前の「磯子アベニュー」や屏風浦駅から久良岐公園、杉田臨海緑地などへのウォーキングルートにベンチや行先表示などを設置。区民がウォーキングに親しめる環境を整備してきた。
アクセス周知も
磯子土木事務所によると、岡村地区にある三殿台公園へのアクセスが分かりづらいという声が寄せられていたこともあり今回、岡村天満宮交差点から三殿台公園までの約850mをルートに決めたという。三殿台公園や岡村天満宮交差点までの距離を記した行先表示、路面表示シールを9カ所設置。岡村天満宮交差点から岡村小学校、三殿台遺跡などを通るルートで、岡村地区の魅力や歴史などを歩きながら知ることができるように設定した。
ルートの設置にあたっては、地域住民の意見や声なども反映させたという。岡村地区連合町内会の三澤繁次会長は「地元の人は皆さん知っているルートだと思うがぜひ改めて歩いて頂ければ岡村の新たな魅力の発見につながるのでは。また他地区の方には岡村の魅力を知ってもらえる機会だと思うのでぜひ歩いてほしい。今後は、このルートを使ったイベント、行事なども行っていけたら」と話した。
磯子土木事務所の石島隆吏副所長は「磯子区の魅力を知ることができるルートになっているのでウォーキングを通してぜひ健康づくりに役立てて頂ければうれしい」と話した。
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