高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン集団接種が、横浜市内で5月17日から始まった。18区で接種会場が順次オープンするが、同日開所した青葉公会堂・青葉スポーツセンター会場が公開された=写真。
当日は225人分の予約を受け付けた同会場。受付から予診票の確認、予診、ワクチン接種、経過観察まで会場内に目立った混乱はなかった。
接種した80歳女性は変異株が広がっていることを不安に思い、ワクチンで予防したいと思ったという。「接種は痛そうだと思ったけど大丈夫だった」と感想を語った。
会場内では接種希望者が滞留する場面もあり、この女性は受付から接種まで1時間以上かかったという。市担当者は不慣れな部分もあったと話しつつ、「安全第一はもちろんだが、少しでも早く、より多くの人に接種を受けてほしいというのが切実な思い」とし、今後も改善していく方針を語った。
また、当日はキャンセルも発生。ワクチンの準備数を調整するなどの対応もあったほか、余剰となったワクチンの扱いに課題を残したという。
接種希望者は
金沢区・磯子区の集団接種会場は5月12日時点で磯子スポーツセンター、金沢地区センター、ビアレヨコハマ新館2階(6月から)。6月7日以降、順次会場が追加されるという。
ワクチン接種に関して、市は65歳以上の高齢者に対して接種券を含む個別通知を発送済。接種希望者は市の予約専用サイト(ウェブ)か予約センター(電話)で、集団接種会場または個別接種会場(病院・診療所)を予約するか、直接予約を受け付ける医療機関に連絡を。詳細はコールセンター(【電話】0120・045・070)まで。
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