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公開日:2023.10.12

森中学校大野さん
国際平和を伝える一人に
訪米し国連本部などへ

  • 市長賞の盾を手にする大野さん

    市長賞の盾を手にする大野さん

 磯子区の森中学校3年の大野瑞葉さんが10月15日から、「よこはま子どもピースメッセンジャー」の一人として訪米する。7月に開かれたスピーチコンテストで、市長賞に選ばれたことから今回の活動に参加。現地ではニューヨークの国際連合やユニセフの本部などを訪問する予定だ。

 ピースメッセンジャーは、「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で市長賞を受賞した児童生徒が市長から委嘱を受けて活動するもの。国際機関の事務所訪問や募金活動などに取り組み、体験を通して国際平和について学んでいく。

 今年で27回目を迎えた同コンテストには、市内から約4万人が参加。予選会と本選を経て、小・中・特別支援学校から大野さんを含めて4人が市長賞に選ばれ、8月に山中竹春市長から委嘱を受けた。

ジェンダーへの考え語る

 大野さんは、今回が同コンテストへ初参加。小学生から空手に取り組む中で過去に「女の子なのに空手をやっていて怖い」と言われた経験などから、「僕」というタイトルでジェンダーについて自らの考えを語った。

 「女は『私』、男は『僕』という一人称が多いけど、女の子が僕を使ってもいい。女だから、男だから、というのはちょっと違う。それぞれの意見を伝え合って、お互いを尊重することが大切」と大野さん。各区の代表が出場した本選は最後の登壇となり、「とても緊張したけど、自分の言いたいことは伝えられた。賞をもらって驚きとうれしさがあった」と振り返る。

「価値観広げたい」

 ピースメッセンジャーとして、9月25日にユニセフ東京事務所や公益財団法人日本ユニセフ協会を訪問。蛇口をひねれば水が出る日本の状況が当たり前ではなかったり、戦禍が続く場所もある状況を改めて聞き、「心が痛くなった」と話す。

 10月15日から22日にはニューヨークの国際連合本部、ユニセフ本部、国連国際学校を訪れ、現地の人々と交流する。大野さんは「大きな挑戦。皆の思いを背負っていくので責任もあるけど、初めての外国なので観光も楽しみ。価値観を広げたい」と話した。

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