港南区・栄区版 掲載号:2019年5月1日号 エリアトップへ

FMヨコハマ DJ植松哲平さん 「今の時代こそ、もっとラジオを」 夕方の人気番組「Tresen」3年目に

文化

掲載号:2019年5月1日号

  • LINE
  • hatena

 平日午後3時。ラジオをFMヨコハマに合わせると、番組の始まりを告げる「びっちょーん!」のフレーズが響く。音楽バラエティ番組として人気を集める「Tresen(トレセン)」は月曜から金曜まで4時間の生放送。メインDJを引き継ぎ3年目の植松哲平さんは、生活の大半をトレセンが占め「トレセンは生活そのもの。常にリスナーのことが頭にある。聴く人にとっても、生活の中で立ち寄る『サロン』みたいな場として親しんでもらえたら」と語る。

 番組は植松さんが曜日ごとに異なるパートナーを迎えるスタイルで、「メール1つとっても、全然違うことを言うであろう人たち」との間には日々それぞれに化学反応が生まれる。「自分の中でこの相手ならこういうゴール、というのをイメージするんですけど、『じゃない』方法でゴールが決まることがある。その予想外が楽しい」と醍醐味を語る。

 一方で「僕自身はあまり個性がない。裏方志向なんです」と控えめだが、夕方のひと時に「誰が聴いても嫌な思いをしないように」と、俯瞰的にも番組全体のバランスを見ながら盛り上げている。

お笑い芸人からの転身

 岡山市出身の植松さんは、高校卒業後、芸人をめざして吉本興業のタレント養成所「大阪NSC」へ。フットボールアワーやチュートリアルなど「絶望するほど面白い先輩たち」がまだ売れる前の若手時代をそばに感じていた。コンビ「シュガーライフ」として活動していたが、5年ほどで解散。

 「しんどかったのは、(ピン芸人を目指して)東京に来てから。あまりにウケなさすぎて」――。上京するも早々にお笑いの道を諦め、通信会社の営業職に就いた。だが1年ほどでもう一度「お金より、面白い仕事をしたい」と、第二の夢の音楽業界に踏み出したことが今に繋がっている。

制約があるからこそ

 自身も中高生時代にはラジオに親しみ、最新の音楽や深夜番組のめちゃくちゃな面白さに夢中になった。時代は変わり、今はスマホのアプリ「ラジコ」を使えば、リアルタイムでなくても番組を楽しめる。「楽しみ方は変わったけど、ふいに番組の中でリスナー間に生まれるグルーヴは昔と同じものがある」と断言する。「『映像がない』という制約があるからいい。ラジオって今のご時世にも合うと思うんです」と可能性に期待を寄せる。

 放送エリアの神奈川は「バラエティの豊かさは1番。日本の縮図ってくらい田舎も都会もある」。それは住む人たち=リスナーもそうだと感じている。スタジオのあるランドマークタワーから箱根まで折り畳み自転車で走破した企画が印象深いという。「ダンプカーのお兄さんからお迎え中のお母さんまで手を振ってくれて、本当にいろんな人が聴いてくれているんだなって」

 そんないろんな顔を想像しながら、今日もみなとみらいから声を届ける。

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

警察学校へ感謝状

いたち川水辺愛護会

警察学校へ感謝状 社会

清掃活動への有志の参加に

10月17日号

元オールブラックスが指導

元オールブラックスが指導 スポーツ

山手学院でラグビー交流

10月17日号

「再就職成功の鍵は価値観」

「再就職成功の鍵は価値観」 社会

セカンドライフのセミナー

10月17日号

ファッションショー

シニアが主役

ファッションショー 文化

29日、栄公会堂で

10月17日号

おもちゃの病院受付中

おもちゃの病院受付中 教育

日下ケアプラ

10月17日号

文化祭で三味線ライブや体験を

文化祭で三味線ライブや体験を 文化

20日、桜道コミハ

10月17日号

100ヶ国&南極の写真展

100ヶ国&南極の写真展 文化

あーすぷらざで31日まで

10月17日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月4日0:00更新

  • 1月28日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月17日号

お問い合わせ

外部リンク