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公開日:2026.06.25
栄区連会細田会長 春の叙勲を受章 長年の地域活動が評価
栄区連合町内会の会長を務める細田利明さん(84)がこのほど、春の叙勲の中で「旭日単光章」に選ばれた。約40年、継続している地域活動が評価された。栄区内で同章を受章したのは細田さんのみ。
叙勲とは国や公共において功労や功績があった人に勲章を授ける制度のこと。主に70歳以上が対象となる。毎年春と秋に受章者が発表される。「旭日単光章」には地方自治の分野で活動が認められた細田さん以外にも、文化財保護や中小企業振興などの分野における功労者が選出。県内からは8人が選ばれた。
細田さんは受章に際して「実感が湧かなかったが、地域の人が祝福してくれたのが嬉しかった」と笑顔で語る。5月には都内のホテルで行われた伝達式で勲章を受け取り、午後は皇居にて天皇陛下に拝謁(はいえつ)。「会場の受章者たちが背筋を伸ばして真剣に話を聞いていた。迫力があった」と振り返る。
現在もフローラ桂台自治会と13の会で構成される本郷中央連合町内会自治会で会長を務めている細田さん。さらに5年前には栄区内7つの連合をまとめる栄区連合町内会会長にも就任。区内イベントへの出席や各団体の会議への参加など忙しい日々を送っている。
地域のリーダーとして長く栄区に貢献してきたが「会長としては非常に恵まれた。一緒に活動する人は皆、得意なことがあって、私を助けてくれた」と謙虚に語る。地域活動に参加した当初は上意下達な組織運営に違和感を抱き、過去には役員同士で意見が割れ、自治会運営の難しさを目の当たりにしてきた。
偉ぶらず、謙虚に
そのため、自身が30年ほど前にフローラ桂台自治会の会長に就任した際は「偉そうに細かく指示を出すことはしない。周りの人との和を大切にする」という考えのもと、運営を進めていった。そして経験を積み、10年ほど前に本郷中央連合、5年前に栄区連会の会長に就いた。意識しているのは「まずは自分がやってみせる」ということ。「公園での花壇作りなども、一人で始めると段々、皆が後に続いてくれる」。率先して自分が動くことを続けてきた。
今後については「そろそろ後任に譲っていきたい」と話す一方、11月に40周年を迎える栄区の記念事業実行委員会で会長を務めるなど、意欲的に活動する姿勢を見せている。
細田さんの受章に際し、松永朋美栄区長は「長年にわたり地域発展と住民福祉の向上に寄与されたご尽力に敬意と感謝を表します」とこれまでの活動を称えた。
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