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中区・西区版 公開:2012年8月23日 エリアトップへ

協同組合伊勢佐木町商店街の理事長に就任した 牛山 裕子さん 中区伊勢佐木3丁目在住

公開:2012年8月23日

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「マンパワー結集し魅力発信」

 ○…横浜を代表する商店街の一つである、イセザキモール。3〜7丁目の商店街組織である「協同組合伊勢佐木町商店街」の理事長にこのほど就任した。1・2丁目地区商店街振興組合の副理事長と街づくり委員長も務めており、オールイセザキでの地域活性化に期待が集まる。「イセザキにはまちとしての魅力とそれを活かすマンパワーがある。個店のがんばりを応援するために、ソフト、ハード両面から賑わいづくりに取り組みたい」と穏やかに話す。

 ○…まちづくりに関わるようになったのは1995年頃。当時、1・2丁目商店街に場外馬券場やパチンコ店の出店が次々と計画されていた。夫から「ちょっと見てきてほしい」と頼まれ地元向け説明会に参加すると「このままではまちが変わってしまう」と強い危機感を覚えた。その後始まった「まちづくり協定」の策定に力を発揮すると、次第に様々な会合に声がかかるようになった。「だんだんと深みにはまってしまって。今ではタウンマネジメントが『趣味』と言えるぐらい」と笑顔を見せる。

 ○…出身は本牧。結婚を機に、伊勢佐木町で夫が営む不動産業を手伝うことに。「不動産の仕事はまちづくりそのもの。一つの店舗でまちの雰囲気が変わってしまう」という。だからこそ、イセザキのあり方を理解し、志を共有できるテナントに出店してもらえる努力を続けてきた。

 ○…開港150周年を機にイセザキの歩みを記録した写真集を制作。「おかみさん」たちによる女性目線のまちづくりの会が立ち上がるなど、形になったまちづくりのアイデアは数多い。それでも「私は考えるだけ。後は人が全部やってくれるの」とサラリ。もちろんそれには「秘訣」がある。「まずは相手の目線で考え、伝えること。そして笑顔で頼むことね」。自然と多くの人を巻き込んでしまうその魅力は、イセザキにかつての賑わいを取り戻すために、欠かせないものとなりそうだ。
 

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