式典では鏡開きも
12月19日のＪＲＡウインズ横浜（田辺彰所長）グランドオープンに先駆け17日、同施設で竣工式典が行われた。日本中央競馬会をはじめ施工会社の関係者、また地元住民らが出席し新築棟の完成を祝った。
新築棟は鉄筋コンクリート造の地上６階、地下１階。各フロアにはドリンクホルダーとテーブルがついた椅子が設置され（計４７８席）、モニターでレースの様子を確認できる。この充実した座席数は全国で３例目。また、１階エントランスにはラグジュアリーな女性トイレも設置され、誰もが楽しめる環境を整えた。
あいさつに立った日本中央競馬会の後藤正幸理事長は「横浜は西洋競馬発祥の地」と語り、竣工した新築棟について「明るく入りやすい。今後とも地域に愛される施設であるよう、努めていきたい」と話した。地元選出の松本研市会議員は「野毛はＪＲＡの発展とともに歩んできた。ＪＲＡからは売上の一部を横浜市の環境整備に拠出いただいている」と感謝の意を述べた。
ウインズ横浜は１９５２年に中区宮川町に開設し66年に現在の場所に移転。95年には別館を開設し２０１２年から旧館の建替え工事がスタート。今年３月からは建設途中の新築棟の一部で営業開始、12月に全館完成となった。
施設内には478席を完備
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