第1回「本牧ハワイアンフェスタ」の実行委員長を務める 笹原 延介さん 中区本郷町在住 52歳
頼まれ上手なリーダー
○…本牧を盛り上げよと新たに企画されたハワイアンフェスタ。周りからの推す声もあり、その記念すべき第1回の実行委員長に就任した。「これからの時代を担っていく世代として、このイベントを成長させていきたい」と意気込みを語る。
○…商店街発のアイデアが、地域全体の賛同を得て一気に盛り上がった。当日は10近い地元のハワイアンダンスグループが出演する。「歌あり踊りあり。地元3中学校の吹奏楽部によるステージもあります」と地域密着を自負する。企画段階では、様々なアイデアが寄せられ、それを形にするまでは骨の折れる折衝も。「立ち上げはなんでも大変なものです」と笑った。
○…中区本郷町生まれの本郷町育ち。大鳥小・中学校と生粋の地元人だ。高校生でロックバンドを結成しオリジナルの楽曲を引っ提げて月に1回はライブハウスへ。「音楽で食っていくぞ」と心に決めたのもそのころ。24歳までに芽が出なければ「普通に就職する」という親との約束を目前に、月50本にもおよぶデモテープを音楽関連の会社に送っていたという。それがゲーム会社の耳に留まり、仕事の幅を広げてきた。今ではゲームやアニメ、またラジオ番組などの音楽を手がける音楽制作会社・バンブーの代表。「笹を英語にしただけです」とはにかんだ。
○…「頼まれたことは、なるべく断らない」がモットー。大鳥小、本牧中学校のPTA会長も務めた。「子どもは色々な人のお世話になる。だからできることはやろうと思った」。仕事で訪れた3・11直後の福島では、情報伝達ツールとしてのコミュニティFMに注目。本牧でもその立ち上げに奔走しており、開局の日は近い。息抜きは家族との団らん。「ご飯を食べているときがホッとします」と父親の顔をみせた。
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