インラインホッケー日本代表として出場し、アジア杯で優勝を果たした 奥津 七海さん 中区本牧三之谷在住 23歳
競技浸透が次の目標
○…9月7日から14日まで韓国南原市で行われたローラースポーツアジア杯。1チーム5人で戦う、氷上ではなく乾いた路面で行うアイスホッケーのような、インラインホッケーという競技に日本代表チームのフォワードとして出場。6チームでリーグ戦を行った結果、金メダルを獲得した。「まさか優勝できると思っていなかったから最初はチーム全員で驚いたけど、結果を聞いて本当に嬉しかった」と喜びを語った。
○…本牧三之谷出身。大好きなスポーツを仕事に活かせればと思い、日本体育大学に入学。インラインホッケー部の練習を見に行った時、スケートでリンクを駆け巡る姿に釘付けになった。「走って動くバスケみたいな競技は得意だったけど、スケートを履いた状態でやるスポーツなんてやったことなかったから余計にかっこよく見えた」と当時を振り返る。
○…今回の大会に日本代表として出場することが決定したのは今年の7月。同じく代表に選ばれたメンバー12人の中には大学時代、同じ部活で一緒に練習に励んだ仲間もいたという。「部活引退後は別のチームとして対戦することはあっても同じチームで試合をすることがなかったので、久しぶりに一緒にプレーできて嬉しかった」と楽しそうな表情を見せた。
○…現在東京で仕事をしているが、週に1回ほどは両親が経営する飲食店「本牧 玉家」の店内で祖父母を含めた家族全員と夕食をともにするという。「家族と一緒に食べる方が楽しい」と笑顔で話した。一方練習について聞くと真剣な表情に一変。普段社会人チームでプレーするがあまり知られていないスポーツのため、練習場所が限られなかなか練習ができない。「アジア杯優勝を機にまずはこのスポーツのことを知ってほしい」と話した。
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