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中区・西区・南区 人物風土記

公開日:2019.06.13

YSCCフットサルチームの監督として16日のF2リーグ開幕戦に臨む
前田 佳宏さん
川崎市在住 42歳

「絶っ対昇格!!」へ突き抜ける



 ○…中区本牧を拠点にするYSCCのフットサルチームの監督を務める。県リーグから飛び級で全国リーグ・Fリーグ2部に参戦した昨季は、開幕戦を15得点で快勝する衝撃のデビュー。優勝候補に躍り出たが、1勝分の差で初代王者を逃した。今季のスローガン「絶っ対昇格!!」には、勝ちきれなかった昨年の悔しさが込められている。



 ○…「言葉遊びが好き」と本人が語る通り、ロッカールームでは時に熱い言葉で選手を奮い立たせる。去年は「巻き込む」をキーワードに新風を吹かせたが「前向きにやっている姿を見せて、去年巻き込んだ人たちと共に突き抜けたい」と、今年は昇格へ「突き抜ける」1年をめざす。



 ○…幼稚園年長からサッカーをはじめ、社会人になってからは相模原で子ども向けサッカー・フットサルコーチの仕事に。並行して、アマチュアの関東サッカーリーグでもプレーしていた。サッカーキャリアの今後を悩んでいた25歳の時、心を奪われたのが平沼記念体育館で観戦したフットサルの試合。当時非公式の全国リーグだったスーパーリーグ。のちに監督業を共にする個性豊かな選手たちのプレーに憧れを抱き、フットサルへ転向した。時が経ち、自分が「聖地平沼」で監督を務めることに「とても縁を感じる」としみじみ語る。縁といえば、現役時代の背番号は15。現在その番号を背負う廣戸大志選手は、実はサッカーコーチ時代の教え子第1号。現役引退を機に番号を託した。「僕らがF2、F1リーグで優勝することで、この物語をもっと凄くしていきたい」と力強く訴える。



 ○…妻は大学女子サッカー部出身で現役のフットサルプレーヤー。旦那が指揮する試合は全く見ないようで「見るより自分がプレーするほうが好きみたい」と苦笑いした。

 

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