市政報告 新型肺炎の感染拡大防止へ 自民党市会議員 松本 研
昨年12月に武漢市を中心に発生した新型コロナウイルス感染症が世界各地に拡大しています。
国内でも1月16日に初めて感染者が神奈川県内で確認されたことから、同日に横浜市でも警戒対策会議を設置。市民からの相談受付(市新型コロナウイルス感染症コールセンター【電話】045・550・5530)や感染症予防対策のチラシ配布、各医療団体との連携による医療体制の構築、保育所・教育機関等への感染症予防策の徹底等の対策を行っております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける市内中小企業への資金繰り支援(市経済局金融課【電話】045・671・2592)等の対策や「ダイヤモンド・プリンセス号」に対する、感染者の医療機関への移送、船内への資材供給、医師会や薬剤師会による医療・薬剤等の支援を行ってきました。
国内での感染が拡大する中、2月28日に市としての感染症拡大防止の方針を公表しました。市が主催する濃厚接触のリスクを回避できないイベント、会議、研修等は、原則として3月15日まで中止または延期となっていましたが、3月9日に3月31日まで継続が決定。外郭団体や指定管理者が主催するイベント等も市に準ずることとしています。卒業式、卒園式、資格試験等は、感染症予防対策を十分に行うことを条件に実施することができます。
市が所管する市民利用施設等は、原則閉館とします。閉館できない場合は、感染症予防対策を徹底した上で全部または一部の利用ができます。子育て支援関連施設や高齢者福祉・介護関連施設等市民生活に大きな影響を及ぼす施設、貸館利用など主催者の判断による施設、屋外施設は、原則によらず開館できます。
市内小・中・高校・特別支援学校は、子ども達の健康・安全を第一に3月3日から13日まで臨時休業としていましたが、3月9日に3月24日まで延長されました。部活動については3月31日まで実施しないこととします。就業、家庭の事情で休業期間中の対応が困難な場合には小学校1〜3学年、小・中学校個別支援学級、特別支援学校の感染の可能性がない児童・生徒に限り、通常の課業時間に受け入れることとしています。昼食については、特別支援学校のみ給食を実施するとともにスクールバスを運行します。
一日も早い終息に向けて、検査体制と医療体制の強化や市民への情報提供、経済的な影響に対する支援策の構築などに取り組むと同時に、一人一人がこまめな手洗い、マスク着用など咳エチケットを心がけ、多くの人が密集する場所を避ける等の行動が重要です。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|