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中区・西区・南区 経済

公開日:2021.01.01

MMのロープウェイ
今春、開業へ
コロナ状況を見極め

  • 工事が進む桜木町駅前(12月15日撮影)

    工事が進む桜木町駅前(12月15日撮影)

  • 運河パーク側からの眺め(写真はいずれもデザイン案)

    運河パーク側からの眺め(写真はいずれもデザイン案)

  • 汽車道から運河パークを臨むイメージ

    汽車道から運河パークを臨むイメージ

 桜木町駅前と新港ふ頭の間、約630mをつなぐロープウェイが3月下旬から4月ごろに開業する見込みだ。事業を手掛ける泉陽興業(株)=本社・大阪市=は、新型コロナ感染症の状況を踏まえ、横浜市と協議しながら開業日を決める方針だ(12月24日起稿)。



桜木町駅前と運河パークつなぐ



 施設名称「YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)」は、常設運行としては日本初の都市型ロープウェイ。桜木町駅前のみなとみらい側と、新港ふ頭の商業施設横浜ワールドポーターズ前の運河パークの2カ所に停留所を設け、約630mを4、5分でつなぐ。汽車道沿いのコースで主に海上を通る。



 ゴンドラは2m四方ほどのサイズで1基8人乗り。36基が営業時間中、循環する。当初想定では、1時間あたり片道最大2400人の輸送が可能としている。最大高は約40mあり、港や街並みを見渡す新たな眺望の創出が期待されている。



 営業時間および料金は近日中に公開予定だが、午前10時ごろから午後10時ごろまでを軸に検討が進められており、料金は1千円前後の見通しだ。



 施設および営業は民設民営。2019年12月から工事が始まっている。事業費は約60億円。運河パーク停留所とワールドポーターズを結ぶデッキは、回遊性向上のため市が整備する。



市の公民連携の一環



 ロープウェイは、横浜市が進める「まちを楽しむ多彩な交通」事業の一環。市が都心臨海部において、移動自体が楽しく感じられるような多彩な交通サービスの導入に向け、2017年度に事業提案を公募。11の提案があり、ロープウェイはその内の一つ。都市整備局企画課によると、新港ふ頭へのアクセス向上や横浜の魅力向上などから、同提案の具体化を検討。市は19年の年末に提案した泉陽興業と事業実施協定を締結した。



 同社は、みなとみらい地区で30年にわたり遊園地よこはまコスモワールドを運営しており、観覧車事業においては国内トップシェア。また1990年に大阪市で開催された「国際花と緑の博覧会(花博)」でロープウェイを手掛けている。



 今春の開業に向け同社担当者は「より快適に移動できる手段を用意できる運びとなった。高齢の方や足が不自由な方にもぜひ利用していただきたい」と話していた。

 

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