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中区・西区版 公開:2023年10月12日 エリアトップへ

食品館あおば本牧店 買い物支援バス運行へ 西竹之丸地区で1日4便

コミュニティ社会

公開:2023年10月12日

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運行する食品館あおばのバスと西竹之丸自治会の守屋会長
運行する食品館あおばのバスと西竹之丸自治会の守屋会長

 中区の食品館あおば本牧店は10月4日から「お買い物バス」の運行を開始した。毎週水曜日に無料で利用客を送迎する。訓盲院前とコープ竹の丸で乗降でき、1日4便を走らせる。西竹之丸自治会が停留所の交通整理に協力する。

 西竹之丸地区は坂道や階段が多く、バス停も遠い。20年ほど前から自治会の役員を務めている守屋孝会長(73)は、高齢者を中心に買い物後、重い荷物を抱えて坂を上るのが大変だという声を耳にしてきた。

 2019年には簑沢地域ケアプラザと連携し、デイサービス送迎車の未使用時間を利用した買い物支援を月に一度ほど実施。中区役所などにも相談し、運行を増やそうとしたが、運転手の規定など制度の改革が必要で、増便は叶わなかった。

自治会の声に賛同 

 移動スーパーやタクシーの活用などを検討していたところ、他の地域で食品館あおばが買い物支援のバスを運行しているのを知った。22年6月に同店を運営する(株)ビック・ライズ=青葉区=の社長室室長の松島純二さんに働きかけた。

 12年の下末吉店=鶴見区=を最初に複数店舗で買い物バスを運行する同社。実際に見て選び、楽しんで買い物をしてもらいたいと考えたという。

 今回、高齢者が外出し自分で商品を買う機会を作ることや、車内を交流の場にしたいという自治会の思いに同社は共感し、運行を決めた。松島さんは「食品館あおばは地域の方のおかげで成長してきた。恩返し、社会貢献です」と話す。

地域住民の交流も

 守屋さんは「高齢の方だけでなく、日常の買い物に困っている人は誰でも乗ってほしい。バスの中で地域のつながりが生まれたら嬉しい」と話す。運行開始日に利用した、西竹之丸在住の80代女性は「普段はバスを2本乗り継いで買い物に行く。便利になり良かった」と話した。

 買い物バスの各便の定員は27人で、満席の場合は次の便の乗車を依頼する場合もあるという。予約不要で、食品館あおばへ買い物に行く人は誰でも乗車可能。毎週水曜日、訓盲院前を午前10時、11時30分、午後1時、2時30分に出発後、コープ竹の丸を経由する。50分間の買い物時間が設けられる。

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