神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

南区在学植木さん桑原さん 生物の研究で最優秀賞 木原記念こども科学賞で

教育

公開:2024年12月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
生物の研究で最優秀賞

 「第32回木原記念こども科学賞」の受賞者がこのほど発表され、小学校低学年の部で永田小学校=南区永田北=3年の植木陽仁さんが、中学校の部で横浜国立大学教育学部附属横浜中学校=南区大岡=3年の桑原玄親さんが最優秀賞に選ばれた。2人のほか、中区・南区から3人が入選した。

 同賞は、「動物や植物の不思議なことや生きものとのふれあい」についての観察、調査、実験、標本作品を評価するもの。今年は県内の小中学校に通う児童生徒から188作品の応募があり、25人が受賞した。

クモの求愛を観察

 植木さんは小学1年の時から、家にいた「アダンソンハエトリグモ」に興味を持ち、観察を続けてきた。今回のテーマは「オスはどんなメスに求愛をするのか」。3月から秋ごろまでの観察日記を55ページにまとめた。「ホントに求愛のダンスを踊っていてびっくりした」と話す。次は「求愛の時に匂いを出しているかどうか」や「別の種類のクモにも求愛するか」を調べたいという。

 最優秀賞の受賞は、産卵や子グモの成長などを追った昨年に続き2年連続。「すごい嬉しい」と笑顔を見せた。

果物の公平な分け方

 桑原さんのテーマは「果物を公平に切り分ける方法の研究」。家族でスイカを食べていた時、一番甘い場所はどこかとけんかになったことがはじまり。昨年、多様な果物の糖度を測定し、甘みと大きさの両方での公平に分けることに成功し、優秀賞に選ばれた。今年はその研究をさらに深め、果物の種の位置に着目。糖度分布の規則性を探った。桑原さんは「ゴールにはたどり着いていない。まだまだ突き詰めたい」と話した。

 中区・南区のその他の受賞者は以下の通り(敬称略)【小学校低学年の部】▽努力賞/島谷幸奈(横浜国立大学教育学部附属横浜小学校1年)【中学校の部】▽優秀賞/戸澤潤(横浜国立大学教育学部附属横浜中学校3年)▽努力賞/遠藤秀真(同3年)

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

旧一等馬見所を認定

市歴史的建造物

旧一等馬見所を認定

保存活用に向け、耐震化へ

2月6日

防災、子育て支援に重点

横浜市予算案

防災、子育て支援に重点

2年連続プラス編成

2月6日

商店街大賞で優秀賞

伊勢佐木町7丁目商栄会

商店街大賞で優秀賞

地域密着の取組が評価

1月30日

初の甲子園出場へ

横浜清陵野球部

初の甲子園出場へ

神奈川初の21世紀枠で

1月30日

地域交通拡充へ積極支援

横浜市

地域交通拡充へ積極支援

導入検討期間の短縮図る

1月23日

初の運用訓練

横浜市臨時災害放送局

初の運用訓練

マリンFMと連携

1月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月6日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 11月28日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook