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元町がバラ一色に 11日にはローズの女王も

文化

公開:2025年5月8日

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手作りした大きなペーパーローズが華やかなフォトスポット前で渡辺さん(左)と園田さん。2人は「ローズ姉妹」と名乗り、SNSなどを通じてブルガリアンローズの普及に力を注いでいる
手作りした大きなペーパーローズが華やかなフォトスポット前で渡辺さん(左)と園田さん。2人は「ローズ姉妹」と名乗り、SNSなどを通じてブルガリアンローズの普及に力を注いでいる

 元町で5月10日(土)から6月2日(月)まで、「ブルガリアンローズフェスティバル元町」が開催される。バラをテーマにしたイベントやブルガリアの「ローズクイーン」によるパレードが行われ、街がバラ一色に染まる。

 同イベントは2023年、元町の美容サロン「サロンレイ」のオーナー・渡辺幸子さん(61)=今号人物風土記で紹介=がスタッフの園田祥子さん(61)と共に元町の一角にバラのフォトスポットを作ったのが始まり。同サロンが香りや品質がバラの最高峰といわれる「ブルガリアンローズ」を美容法に取り入れていることから、6月2日の「ローズの日」にあわせて企画した。

新たな文化を発信

 バラを一大産業とし、毎年バラの祭りが開かれるブルガリアでは、感謝の気持ちを伝える時にバラを贈り合う文化があるという。渡辺さんはバラが横浜の市花であることや、1937年の開港記念祭でバラの行進が行われたという歴史をふまえ「バラの花言葉は『愛と感謝』。ありがとうを伝える素晴らしい文化を、文化発祥の地である横浜元町から再び発信できたらと思った」と話す。

 3年目の今年は、所属する商店街「元町クラフトマンシップ・ストリート(CS)」の主催で大々的に開催されることになった。2人はCSメンバーの元町を盛り上げたいという熱意や団結力にふれ「みなさんの協力なくしてはできなかった。いちサロンで始めた取組をまちのイベントとして行ってくれて嬉しい」と感謝する。

 イベントでは元町の各所に商店街の人たちが手づくりしたバラのフォトスポットが設置されるほか、10日・11日は景品が抽選で当たるスタンプラリー、11日はブルガリアから来日する「ローズクイーン」(親善大使)によるパレードを開催。オープニングセレモニーが行われる山手イタリア山庭園外交官の家(10時)から元町厳島神社(16時)まで元町仲通りを中心に各所を巡り、フォトスポットに立ち寄ったローズクイーンと一緒に記念撮影もできる。また、元町厳島神社では、バラをモチーフにした菓子や雑貨、コスメなどが販売されるローズマルシェ(11日13時〜17時)や、5月10日〜6月2日の期間限定でバラの御朱印と花手水が登場する。詳細は元町クラフトマンシップ・ストリートのHPで。

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