全日制進学率向上へ 県政報告 公立校の定員増加 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
来春の県内の公立高校の入学定員数が発表され、全体で昨春より1270人増(全日制は1150人増)の4万2759人の募集となります。中学校卒業予定者は今春より1051人増の6万8907人です。
これまで、全日制を希望しながら経済的理由で私立に進学できず、公立の定時制を選ぶ生徒が多く見られました。不本意入学者の解消が進学率向上につながるとして、全日制定員の増加を長年、要望してきました。
県の課題は、公立・私立を合わせた全日制の進学率の低さ(昨春は全国最下位の89・15%、文科省調査)であり、定時制に通う27・5%生徒が経済的な理由で全日制の進学をあきらめていることです。新たな定員目標では私立高校も「生徒増に対応する責任を負う」として約300人増の1万3500人に拡大します。
今後、県の就学支援金など、経済的な負担軽減措置の拡大と制度の周知徹底、入学納付金の支払い延納措置の拡充なども必要です。
わが会派でも一貫して進路選択の希望の実現や幅広く主体的な学校選択が可能となるよう要望してきたところです。
これからも、希望する子どもたちが安心して教育を受けることができるよう取り組んでいきます。
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