神奈川から根絶目指す 県政報告 体罰は指導ではない 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
県教委は1月から3月に実施した体罰の実態調査の結果を公表。公立の小・中・高・特別支援学校で体罰が153件も報告されました。非常に残念であり、体罰を受けた児童生徒の心情を思うと心が痛みます。
体罰は絶対に許されず、処分は厳しい態度で臨むべきです。日頃から教員と児童生徒がしっかりとした人間関係を構築できるよう、子どもと触れ合う時間、場の確保が必要です。教員のコミュニケーション能力と指導力向上が求められます。
県は体罰防止ガイドラインを作成、各学校への研修や県立校の部活動外部指導者への研修も実施します。体罰の原因究明と解決方法の提示が必要で、研修で体罰の定義を再認識し、教員が力ではない指導方法を身に付ける転機にすべきです。
今回、同時に公表されたいじめ対応のアンケートを含めて継続調査し、児童生徒の小さな声を聞き、受けとめる体制作りが必要です。
体罰の電話相談窓口(【電話】045・210・8315)が教委内に新設されました。体罰撲滅の最終点は処分ではなく、神奈川の教育が目指す共に学びあい、共に高め合う教育の具現化です。元教員として、児童生徒が安心して学べ、全ての教員が自信を持って指導に臨める環境作りを進めます。
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