私たちの選挙は反映されているのか 県政のひろば 文化のリアルコーデ 県議会議員 自由民主党 三橋 まさお
柳葉敏郎さんと妻夫木聡さんが出演する宝くじ「ロト7」のCMの中で、部長役の柳葉さんがロト7の購入をすすめる妻夫木さんに対し「お前の夢は金で買えるのか」と問いかけるシーンがあります。結局は部下に隠れて部長も買っているというオチがついているのですが、この問いかけは、現代の私たちに対してぶつけられているような気がしてなりません。
政治の世界でも、お金との関係は永遠の問題です。8月25日に投開票された横浜市長選挙の投票率は過去最低の約29%。残念ながら市民の関心は低かったと言わざるを得ません。市民は横浜の未来の「夢」に投票できたのでしょうか。夢の代償として選挙経費の約9億8700万円が使われました。市長選で市民はより良い生活を追い求められたのであれば問題ありません。「横浜」「神奈川」の夢だけではなく、日本の「アベノミクス」が「夢」で終わらないよう、私たちが地域で汗をかかなくてはなりません。
新経済の発展を
経済活性化には、創造的な経済活動が必要です。新しい発想やアートと新技術の融合は経済を動かすエンジンになります。アベノミクスが進展するためにも、横浜、神奈川をあげて、新経済を発展させなければなりません。
今回、市長選で「10の実現」と名付けた政策を掲げた林市長が再選されました。待機児童ゼロなど、4年間の取り組みが評価された形ですが、この「10の実現」の中には、経済活性化につながる大切な取り組みが含まれています。
iPSを再生医療に
経済対策の柱に「国際戦略総合特区の本格的推進」を据え、iPS細胞を活用した再生医療などの先端医療分野の推進を訴えていました。県は横浜市、川崎市とともに特区の申請を行い、国の指定を受けました。iPS細胞を使った医療産業の基盤構築のための財政支援を行うなどしています。この取り組みが全国のモデルになるよう、県と市の協力が進むことを期待しています。
アートの力を
また、横浜ならではの文化・芸術の充実も掲げていました。横浜では来年、3年に1度の現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ」が開かれます。今年は愛知県で「あいちトリエンナーレ」が開催中で、私も視察してきました。名古屋市と岡崎市の会場などで連携が見られました。「瀬戸内国際芸術祭」も島々をあげて、丸ごと文化に飛び込める仕掛けになっています。
新たな地域産業創出のために、地元大学と企業の連携を進めることも大切です。連携とは言葉にするのは容易ですが、”心の機微”を育むことによって、商いが成功することとも言えます。
はばたけ未来に
12月に区制70周年を迎える南区のキャッチフレーズは「はばたけ未来に 南の風にのって」です。”心の機微”を育む南区ならではの「未来に向けた取り組み」を進めることこそがアベノミクスを推進することにもつながります。これからももリアルな「夢」をコーディネートするよう、汗をかいていきます。
皆さまのご意見をお聞かせください。
■連絡先 http://www.3ha
shi.jp/guide
神奈川県議会議員 自由民主党 三橋 まさお
横浜市南区宿町3-54
TEL:045-712-3634
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