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南区 人物風土記

公開日:2014.01.30

蒔田地区社会福祉協議会の会長で2月2日に異世代交流企画を開く
栗田 一伸さん
東蒔田町在住 58歳

父を追い、地域盛り上げる

 ○…昨年4月に会長に就任。異世代交流を目指し、2年に1度開く異世代交流企画「ふれあいフェスタ」を前に、「子どもと高齢者がふれあって、笑顔になってほしい」と語る。スタッフは60人を超え、さらに手伝いを申し出る人がいるほど。「迎える側も楽しんで」と気遣いを忘れない。

 〇…米穀店で生まれ育ち、子どものころから店を手伝っていた。「周囲から言われていたし、自分が継ぐものだと思っていた」。19歳で店に入り、父の仕事を見続けた。その父は民生委員としても活動し、住民からの相談を受けるなどして、信頼の厚い人だったという。自身が40歳の時、父が急死。店はもちろん、父が30年以上務めた民生委員も引き受けた。「急なことで引き継ぎもなく、右も左も分からなかった」と振り返る。それでも、困りごとなどの相談に正面から向き合い、父と同じように信頼を得られるようになった。親子2代で50年以上、民生委員を続けてきたことを誇りに感じている。

 〇…6年前から町内会長に。目指すのは子どもの時に感じた”にぎやかな町内会”。「祭りが盛大で盆踊りにも多くの人が集まっていた」と懐かしそうな表情。若い世代を中心に町内会離れが進む中、「遊びごとから関心を持ってほしい」と考え、今回のフェスタや子ども会のもちつき大会、バーベキュー大会などを企画し、楽しさとにぎわいを作るようにしている。

 〇…妻と3人の子どもと暮らす。「話が合う」という子どもたちとの会話が、家の中に笑い声をもたらしている。自ら「人を笑わせるのが好き」というほど。最近関心を持っているのが食育。店では農薬が使われていない商品を販売することを心がける。「添加物や遺伝子組み換え食品が子どもの将来にどんな影響を与えるか分からない」と、今後は町内会で食と子育てを考える取り組みを進めたいと願い、笑顔で地域ににぎわいの種をまき続ける。

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