県政報告 風しん撲滅作戦開始 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
昨年大流行した風しんはようやく沈静化。しかし、依然、20〜40代に抗体のない方が多く、周期的流行の懸念が残ります。妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、赤ちゃんが白内障などを症状とする「先天性風しん症候群」にかかってしまうことがあります。
妊娠初期の女性が人の集まる場所で意識せず感染の可能性があることから、県は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け▽神奈川県から風しんの流行を発生させない▽今後、妊娠する人から先天性風しん症候群を出さない――ことを目指し、「風しん撲滅作戦」を開始しました。
人気漫画を使ったチラシやNHKの「ストップ風しん」のロゴを活用したポスターなどで広報を強化。5月末から医療機関やコンビニなどに配布し、県民の皆さんへ接種を呼びかけます。
現在、麻しん患者も増加中です。風しんの予防接種は、MRワクチンという麻しん風しん混合ワクチンが一般的で、麻しん対策にも有効です。MRワクチンは通常、1万円程度かかるので、昨年度に続き、予防接種費用を助成する市町村に県が補助しています。残念ながら、橫浜市のワクチン接種事業は3月末で終了しており、県の補助対象外ですが、該当の方はできるだけ早く風しんの予防接種を受けることをお勧めします。
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