実践的な防災訓練
白妙町二部町内会(栗田勝可(かつよし)会長、加入800世帯)は毎年、実践的で工夫した防災訓練を行っている。
今年6月の訓練では、避難所での生活を想定し、ちょっとした工夫で過ごしやすくなる方法を学んだ。
同町内会の家庭防災員である菊田恵子さんが新聞紙を袋状に折るスリッパの作り方や1枚の毛布を全身に巻き、洋服のようにまとう方法などを指導。集まった約50人が体験した。
菊田さんは「震災以降、防災意識が高まっていると感じる」と話す。防災部長の豊田清隆さんは「町内会で持っている備品には限りがあるので、備えを怠らず、自助の意識を持ってもらえるようにしたい」という。
同町内会の活動には30、40代の比較的若い人の参加も多い。役員は2年交代だが、役目を終えてからも結び付きを保てるようにと、バーベキュー大会やバス旅行を企画している。栗田会長は「マンションが増え、町内会に加入しない人も増えているが、一度でも町内会活動に触れて、良さを知ってほしい」と期待する。
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