動物保護センター整備 県政報告 寄付金で建て替え 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
県は築40年で老朽化した動物保護センター(平塚市)の建て替えにあたり、2014年度の犬・猫殺処分ゼロ達成を受け、殺処分室のない新タイプのセンター建設を計画しています。
捨てられたペットを新しい飼い主に譲渡する拠点として活用し、個室やドッグランなどを整備。ボランティアがシャンプーやトリミングを行える施設、譲渡の際に使うスペース、一般来場者と動物が触れ合える場所を設け、災害時には収容拠点として利用できる動物愛護の拠点を目指します。
先行する京都府・京都市の合同事業を参考に、建設費11億円は寄付でまかなうとして、県議会定例会で大きな議論となりました。全国で年間10万匹を超える犬猫の殺処分は各自治体の課題で、建設に寄付金を充てることに反対ではありません。しかし、目標金額の多さと、集まらない場合の対応が定まらないことにより、当初の主旨を逸脱しないか不安があります。また、特定企業の大口寄付が施設運営、行政運営に懸念を生じさせる恐れもあります。
寄付の募集にあたり、善意による寄付を待つという姿勢で臨むこととし、無理な集め方はしないよう求めたところです。なお、寄付金は、ふるさと納税制度の対象になります。
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