母乳育児支援コラム24 抱いて、見つめて、話しかけて 保健師 朝倉 きみ子〈ハピネスシェア〉
8月1日から8月7日は、ユニセフとWHO(世界保健機構)が定める世界母乳育児週間です。
子育て支援イベント
すべての子どもが母乳で育てられることを願って、有志のお母さんと一緒に「いつまでもパイパイ大丈夫プロジェクト」を立ち上げ、子育て支援イベント「ハピネスシェアーinよこはま」を実施しています。今年は8月6日、金沢区洲崎町にある青少年の地域活動拠点「カナカツ」で行いました。「子育てが『孤育て』にならないように」が合言葉です。
赤ちゃんがお腹に宿ったと分かった時、お母さんとお父さんは嬉しさに満ちあふれていたことでしょう。そして、生きる力が湧いてくることを実感します。子どもの命はすごい力を持っています。”とつきとうか”お母さんはお腹の中で小さな命を育み、その時が来ると大きな力に後押しされて生まれてきます。
宿った時からお母さんはお腹の中で赤ちゃんを育て続け、生まれてからも赤ちゃんとひとときも離れることなく、昼も夜も一日中子どものことを気にかけ、守って育てます。自分のことは後回しにし、毎日毎日一生懸命子育てをします。
命の尊さ実感
忙しいとつい怒りがちなお母さんですが、ハピネスシェアタイムの1分間はフルート演奏の音色に身を任せ、子どもを抱きしめました。命の尊さを感じ合えた1分間でした。
忙しい子育て中にぎゅっっと抱っこする――こんな心のオアシスが沢山あるといいですね。
|
|
|
|
|
|