県立高入学者選抜の誤採点 県政報告 原因究明と改善策を 神奈川県議会議員かながわ民進党 きしべ 都
今年の春、公立高等学校入学者選抜において、多くの採点誤りが判明し、再点検が行われました。さかのぼって平成27 年度入学者選抜についても採点の再点検を行った結果、誤りがあることが判明しました。
この採点誤りにより、結果として2年間で4人、本来は合格とすべき受験者を不合格としてしまうという、あってはならない事態が判明しました。さらに、27 年度については、保存期間経過前に答案用紙を廃棄してしまった高校が3校あることも判明しました。
入学者選抜は、公正かつ厳正に行われなければなりません。採点の誤りや答案の誤廃棄があったことは大問題であり、徹底した原因究明と再発防止、改善策を早期にとりまとめる必要があります。
県教育委員会は3月に調査改善委員会を設置、この5月末を目途に議論を進めています。中間まとめの報告では採点・点検に専念できる環境の確保、作問・出題形式、採点・点検方法の改善、マークシート方式による採点の導入などが議論されています。
来春の入学選抜に向けて、受験生や保護者、関係者が不安にならないよう、しっかりとした具体的な改善策を迅速に丁寧にすすめていくことを求めました。
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