津久井やまゆり園 県政報告 建て替えで再生へ 神奈川県議会議員かながわ民進党 きしべ 都
県は9月23日の「津久井やまゆり園事件再発防止対策・再生本部」で津久井やまゆり園を現地で建て替える方針を示しました。
居住棟の8ホーム中6ホームが凄惨な事件現場となりました。施設の改修だけでは職員や利用者が事件の記憶にとらわれ、適切な支援の継続が困難と判断。建て替えを要望する家族会とかながわ共同会の意向を反映できること、建て替えにより、建物配置・デザインの自由性が高まり、再生のシンボルとなる新しいイメージの建物にすることができ、神奈川から理不尽な事件に屈しないという強いメッセージを発信できることなどが建て替え理由です。
ただ、費用は概算でも約60〜80億円で、建て替え期間中の利用者の仮居住先確保が大きな課題です。
先日、現地調査でやまゆり園に足を踏み入れ、施設の改修では利用者や職員の精神的負担が大きいと感じました。類を見ない障がい者への差別的思想や発言を県や国としてはっきり否定する姿勢も問われています。建て替えには賛同しますが、大変大きな県費投入となります。
新たな障がい者施設のシンボル、メルクマールとなる拠点としてふさわしい施設になるよう議論を重ねていきます。
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