津久井やまゆり園の再生 県政報告 基本構想 夏まで延期 神奈川県議会議員かながわ民進党 きしべ 都
神奈川県は昨年7月26日の津久井やまゆり園の事件を受け、これまで園の再生に向けて現地での全面建て替えという方向性を決定し、検討・調整を進めてきました。この間の厚生常任委員会はじめ、議会での議論や1月に実施した基本構想に関するヒアリング(公聴会)などを通じ、障がい者団体、支援団体、関係者等から「全面建て替え撤回」や「地域移行」、「分散化」など多くの声が寄せられ、当初は3月に策定する予定だった基本構想策定を延期することとしました。
今後は、県障害者施策審議会で基本構想策定に関する部会を設け、家族会や政令市、障がい者団体等から、ご意見をいただきながら、専門的な見地から検討。部会での検討結果を受け、県としての基本構想(案)を作成し、家族会、地域住民及び障がい者団体等に説明し、県議会に報告した上で、夏頃を目途に策定する予定となりました。また、入所者本人の意思確認も早期に検討する予定です。
基本構想をまとめる過程で様々な意見を聞く、理解納得を求める過程こそが重要です。そこに至る経過を丁寧に進めること、事件を踏まえた障がい福祉の推進、誰もがその人らしく暮らせる地域社会の実現に向け取り組みます。
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