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南区 人物風土記

公開日:2017.06.29

7月1日に演奏会を行う主婦による吹奏楽団「ぷちはーもにー」の代表を務める
青木 恩さん
中村町在住 46歳

仲間との調和を音に乗せ

 ○…主婦による吹奏楽団の2回目の演奏会が目前に迫った。「普通のコンサートは子どもを連れて行けないけれど、ここは安心して親子で聴いてほしい」と話す。会場の南公会堂内にベビーカー置き場を用意するなど、気兼ねなく楽しんでもらう工夫を凝らす。

 ○…静岡県出身。小学生の頃はピアノ、中学、高校では吹奏楽部でテナーサックスを担当。「とにかく、友達と一緒に練習して、おしゃべりするのが楽しかった」。吹奏楽を通し、チームとしての活動の尊さと「アンサンブルが成り立つ」というサックスの魅力を感じた。関東学院大へ進み、横浜へ。マーチングバンドでトロンボーンを経験。卒業後は情報誌を作る会社へ入り、営業畑を歩む。「自分の低い声がマイナスだと思ったら、周囲から『落ち着いていて良い』と言われて、『このままでいいや』と思えた」と振り返る。ありのままの自分を受け入れ、吹奏楽にも通じる複数の部署が力を合わせる誌面作りの楽しさを10年間味わった。

 ○…結婚、出産後は夫の実家である「中村浴場」を手伝い、銭湯での日々。次女が幼稚園年長になった2011年、知人に勧められて「ぷちはーもにー」に。約20年ぶりにサックスを吹いたが「想像以上に吹けない自分に驚き、学生時代にもっと練習しておけば良かったと後悔した」とブランクの大きさを実感。それでも学生時代に経験したサックスの音色と仲間と作り上げる演奏が心地良かった。

 ○…12年に代表に。「年齢も吹奏楽のベースも異なる約30人のメンバーだが、和気あいあいとした雰囲気を大事にしたい」と調和が何より大切だと言う。「子育てに追われる母親の気分転換の場になれば」とも。自らが番台に座る銭湯では女性客にタオルを無料で貸し出すなど、アイデアを出す。「今でもサックスがうまくなりたいと思う」と夫と3人の子どもに感謝しながら、仲間とのハーモニーを求め続ける。

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