中学校の就学援助制度が前進 市政報告 入学準備費、3月支給へ 日本共産党横浜市会議員団 あらき 由美子
今年2月の予算関連質問で、私は教育長に次のような改善を求めました。「就学援助制度は小中学生を通学させている世帯に対し、学用品費や修学旅行費、給食費などが支給されます。中学進級の際は、標準服やかばん、体操着・体育館履きなどをそろえると10万円以上かかります。現在の制度では、中学1年生に入学準備費4万7400円が支給されるのは入学後で、これでは入学準備費とは言えません。就学援助を6年生の時点で支給すべきです」
市長から改善議案
この入学準備費を、これまで入学後の7月に支給していたものから入学前の3月に支給するとした議案と、約4千人の中学入学予定者に支給する見込みを立て、必要額として約2億円の補正予算案が市会第4回定例会に市長から提出され、実現する見込みです。
さらに拡充を
市議団としては、【1】支給時期を3月より早め、1月や2月にする【2】支給額は現行の4万7400円では全然足りないので、標準服や体操着など、学校指定のものが買える金額へ増額する【3】小学校入学対象者にも中学と同様に支給時期を早め、学校指定のものが買えるよう増額する――など、安心して入学式を迎えられるように更なる改善を求めています。
子育て応援という点で一歩前進しましたが、まだまだ足りていません。ぜひ、皆さんからの要望を市議団へお寄せください。
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