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栄養士が教える食育コラム 9 冬場のかくれ脱水にご注意ください 管理栄養士 山田恵子〈特別養護老人ホーム勤務〉

掲載号:2019年12月12日号

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 脱水症=夏の暑い時期と考えてしまう方も多いのでは?夏と同様に、脱水症に注意しなければならない季節があります。それはずばり”冬”。空気が乾燥し、体から水分を奪います。

 汗や尿以外に、呼吸や皮膚から失われる不感蒸泄(ふかんじょうせつ)があります。季節や体温により変動がありますが、成人50kgの方で1日800mlほどの水分が排出されるといわれます。

冬は暖房で室内を温めているため、空気が乾燥しやすくなり、より一層、体内の水分が失われます。

 また、夏に比べて水分が奪われているという感覚が感じにくくなるため、水分補給が遅れがちになり”かくれ脱水症”になりやすいといわれています。特に高齢者の方は、のどの渇きを感じにくくなるため、年間を通して脱水の危険性が高くなります。注意してくださいね。

 かくれ脱水症で一番怖いことは、体内の水分が少なくなり、血液の濃度が増して血の塊ができやすくなることです。脳梗塞や心筋梗塞になる恐れがあるので、このような病気を起こさないためにも、水分はしっかり補給しましょう。

 白湯やお湯、温かいほうじ茶・麦茶などがおすすめですが、常温でも構いません。これらを実践し、かくれ脱水症や脳梗塞、心筋梗塞を予防しましょう。お薬により、緑茶やウーロン茶などは飲み合わせが良くないことがありますので、お薬を処方されている方は、必ずお薬手帳を確認してください。

 かくれ脱水症についてわからないことがありましたら、栄養ケアステーション白朋苑までご連絡ください。
 

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