１年間にわたり連載した南区医師会医療コラムも最終回となります。いつもお読みいただきありがとうございました。今回は南区医師会の行っている地域医療の活動のお話をしたいと思います。



　一般社団法人南区医師会は、地域医療を円滑に進めるための学術団体です。皆様のかかりつけ医となっている区内の診療所、あるいは病院の医師が所属しています。南区休日急患診療所や南区医師会訪問看護ステーションなどを運営しています。非公開でしたが新型コロナウイルス感染症ＰＣＲ検体採取所を43日間にわたり開設し、19例の陽性者を見つけました。日頃から災害対策や在宅医療、認知症対策などに取り組んでいます。



　各医療機関や区役所などで特定健康診査、横浜市健康診査、各種がん検診、妊婦健診、新生児・乳幼児健診、予防接種などを行っています。また、学校医、保育園医、地域ケアプラザ協力医、介護認定審査会委員も南区医師会員が務めています。南なんデーなどでの医療相談、市民啓発講演会も毎年開催しています。前年度は各地域ケアプラザなどで一般向け講演会を39回開催しました。災害時医療救護訓練を南区役所と合同で毎年実施しています。



　これからも南区の地域医療に貢献できるように、努力を続けていきたいと思っています。



■南区医師会



南区宿町４の76の１



【電話】０４５・７１３・７７７７