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南区版 公開:2016年4月14日 エリアトップへ

4月から南区長に就任した 大木 節裕(ともひろ)さん 57歳

公開:2016年4月14日

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共感を胸に地域駆け回る

 ○…2010年から2年間、福祉保健センター担当部長として南区に勤務。災害時要援護者の名簿作りでは地域への説明に尽力し、実現にこぎ着けた。「自分のふるさとに戻ってきた。下町の人情味を資源とし、子や孫の世代まで愛着を持てる南区を作りたい」と意気込む。「区役所職員も南区に愛着を持っている」と自信に満ちた表情で語り、「共感」と「信頼」をキーワードに区を引っ張る。

 ○…秦野市出身。横浜市立大の学生時代、横浜市がインフラ整備目標などを掲げた「よこはま21世紀プラン」を知り、自治体運営や市民参加のあり方に興味を持つ。入庁後は福祉関係の部署や区役所勤務を経験。特に1997年に制定された「福祉のまちづくり条例」の取りまとめに奔走したことは忘れない。「障害者の方など、さまざまな立場の方の意見を聞いた。小さな成果を積み重ね、みなさんと一緒に喜びながら進められた」。以来、問題解決へ向けた取り組みの過程で生まれる人と人とのつながりや一体感を大切にする。

 ○…「頼まれたら断れないタイプ」で、泉区の小学校でPTA会長を務め、それをきっかけに父親仲間と学校支援グループを作った。今でも学校と保護者、農家を含めた多様な地域住民をつなぐ役割を果たす。「地元にいながら異業種交流ができる」と声が弾む。地域活動をしているからこそ「現場の第一線に自分の目線を置いておける。行政がどういうことをすれば地域の方が喜んでくれるかを実感している」と断言する。

 ○…高校、大学時代は山岳部。今は妻と自宅周辺の自然や野山を散策するのが楽しみ。「おいしいお店をゴールにしている」と食や酒にも関心がある。区政運営にあたり、「職員が区民に寄り添い、さまざまな思いを共感できるかが肝心」と真剣な眼差し。自らの地域活動経験を活かしながら、信頼される区役所、将来にわたって愛着を感じてもらえる南区を作っていく。

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