このコーナーでは、主に南区内で奉仕活動を行うロータリークラブ(RC)などを紹介。各クラブとも7月から新年度に入り、会長に目標や地域との関わりを聞く。
子どもが「食」と「職」に関心を持てる企画を考案。市立横浜総合高校の生徒が岩手県の釜石漁港で漁業体験を行うための支援や子どもと保土ケ谷区の農園でサツマイモを収穫する農業体験会などを行ってきた。
新型コロナウイルスの影響で人を集める活動が難しい中、青少年の学習支援を行う「つきしみの学校」と「アートスペース『と』関内」と協力し、地域の子どもたちが絵を描いた帆布を使って船を制作する企画を実施。完成した作品は2月から5月まで、横浜みなと博物館に展示した。
港北区出身の縣(あがた)昌宏会長は2014年入会。これまでは活動をメディアに発信するなどの広報役として活躍した。「横浜は都市と自然が調和する『とかいなか』なところが魅力だが、どうしても市街地に目がいきがち。子どもが緑の中で思いきり遊べる企画を考えたい」と話す。また、子どもが職業の選択肢を増やせるようなイベントにも挑戦したいという。
本業は社会保険労務士。東京に事業所を構えるが、今でも港北区に住む。「おしゃれな東京に憧れはあるけど、生まれ育った横浜の方が落ち着くし、素の自分でいられる」と優しく微笑む。「子どもが夢を見つけられる仕組みづくり」をモットーに、RCの舵を取り、地域とのふれあいを通した活動に努める。
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