神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2021年4月1日 エリアトップへ

2021年度南区予算案 コロナ相談 委託で強化 感染症対策に重点

社会

公開:2021年4月1日

  • LINE
  • hatena

 南区が2021年度に行う自主企画事業の予算や概要がこのほど固まった。同事業の予算は約1億円。これまでと同様に「減災」「賑わい」「健やか」「こども」の4つの重点分野を掲げた。新型コロナウイルスの感染を防ぐために、相談業務を外部委託して強化するなどしたほか、東京五輪・パラリンピックを控え、機運を高める取り組みも進める。

 市から各区に割り当てられる「個性ある区づくり推進費」の南区の21年度予算は約6億8千万円。このうち、区の裁量が大きく、独自事業に充てられるる自主企画事業費は9897万円で20年度とほぼ同額。

 15年度以降と同様に「減災」「賑わい」「健やか」(17年度までは「健康」)「こども」の4つを重点分野とした。17年度から「地域の力」が重点分野を支えることを明文化しており、21年度も区が地域の実情に応じた活動を支援し、区民と一緒に活性化に取り組む「地域の力・着実に取り組む事業」を行うとしている。自主企画事業数は21で20年度と同じ。

 「健やか元気応援事業」は20年度の約553万円から約341万円増額し、約894万円を充てた。特にこの中の「健康づくり推進事業」は新型コロナウイルス感染症対策として、区民から多く寄せられるコロナ関係の健康相談や調査、相談支援のための業務を人材派遣会社に委託する。南区のコロナ感染者は累計で1716人(3月25日時点)と市内18区で港北区に次いで多く、区職員の業務が増えていることが課題になっていた。ほかに、国民健康保険の特定健診受診率が市平均を下回っていることから、対象者に電話で受診を勧めたり、外国人加入者へ啓発を進める。

 策定が進む、第4期南区地域福祉保健計画は10月の開始へ向けて、幅広く計画を伝えていく。区は計画開始を多様な主体が連携する地域づくりの好機ととらえ、新たな担い手の発掘も意識する。

五輪の様子を放映

 「区民スポーツ支援」では、五輪・パラリンピックへの関心を高めようと、一部種目を放映する「コミュニティライブサイト」を計画する。

 地域美化を通して五輪へ向けた「おもてなし」の雰囲気を醸成するため、18年から3回行われてきた「つながり清掃ウォーク」はコロナ禍で昨年は実施できなかった。今年度は開催する予定でいる。
 

南区版のトップニュース最新6

蒔田公園 久々に活気

みなみ桜まつり

蒔田公園 久々に活気

5年ぶり、踊りの花咲く

3月28日

防災学び 地域に伝える

蒔田中2年生

防災学び 地域に伝える

災害への備えなど発表

3月28日

森の保全団体に寄付

太田小6年生

森の保全団体に寄付

三浦での環境学習契機に

3月21日

蒔田公園 5年ぶり大舞台

みなみ桜まつり

蒔田公園 5年ぶり大舞台

23、24日 模擬店やステージ

3月21日

福祉避難所 課題浮き彫り

福祉避難所 課題浮き彫り

火防協研修で図上訓練

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook