環境汚染に歯止めを 井土ヶ谷下町 金銀食品株式会社
環境にやさしい紙ストローを採用
井土ヶ谷下町の中華料理店・公珠を運営する「金銀食品株式会社」は、ＳＤＧｓの達成に向けて活動している企業や団体を横浜市が認証する「Ｙ―ＳＤＧｓ」の認証事業を行っている。
プラスチックごみによる海洋汚染や二酸化炭素の排出などを食い止めようと、店で紙ストローを提供。テイクアウトに使う袋も環境にやさしいものを採用し、環境保全の推進に取り組む。清掃活動を行うボランティア団体「グリーンバード」に協力し、きれいなまちづくりを一役担う。
暮らしやすさを
同社は”三大活動”として「受動喫煙の撲滅」「飲酒運転の撲滅」「虐め、虐待、差別のない明るい社会の創造」を掲げる。メニュー表に飲酒運転の防止を啓発するメッセージを記すなど、顧客へ呼び掛ける。
中国出身のアルバイトスタッフもいる同社。金澤公士社長は「横浜は外国にルーツを持つ人が多い。誰もが気持ち良く・自分らしく生活できるといった差別のない社会の実現に向け、自分たちが取り組めることから地道に実践していきたい」と話している。
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