横浜橋通商店街(高橋一成理事長)は12月6日、買い物客をオレオレ詐欺などの特殊詐欺から守ろうと、詐欺撲滅を訴える横断幕を掲示した。
同商店街が南防犯協会、南警察署からの依頼を受けて作ったもの。縦2・2m、幅3・4mに及び、「私たちはダマされません」というメッセージや特殊詐欺の防止対策をまとめた県警のウェブサイトにつながる二次元コードを導入。横断幕の裏側には、神奈川県警が作成した「特殊詐欺被害防止かるた」の一部を紹介している。
デザインは商店街にある果物店「フルーツとくなが」の徳永裕孝さんが主に作成。2年前にも詐欺撲滅を呼び掛ける青色の横断幕を作ったが、区内で詐欺被害が大きく減少しないことからデザインの刷新を決意。黒と黄色を組み合わせた背景に替えた。子どもが両親や祖父母を詐欺から守れるように、かるたという遊びで知識を吸収できる内容も取り入れた。
田上数仁署長は「メッセージの雰囲気に適したデザインに仕上げていただけてうれしい」と感謝した。高橋理事長は「人通りが多い商店街という自覚と責任感を持って、本業のサービスだけではなく、皆さんの安全を守る取組にも力を入れていきたい」と話し、買い物客に注意を呼び掛ける。
同商店街はこれまでに、熱中症への注意を呼び掛ける横断幕や買物客に新型コロナウイルス感染防止を呼び掛けるポスターも制作。視覚で注意を呼び掛けていく。
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