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南区 社会

公開日:2023.03.16

19歳の避難民 プロ目指す
南区で生活 横浜FCの練習参加

  • ヤロスラフ・シュトンダさん

    ヤロスラフ・シュトンダさん

 ロシアによるウクライナ侵攻で横浜へ避難し、南区で生活しながらプロサッカー選手の夢を抱いているヤロスラフ・シュトンダさん(19)が周囲の手厚い支援を受けながらJリーグ・横浜FCのユースチームで練習している。

 ヤロスラフ・シュトンダさんはウクライナ北東部のハルキウ出身。7歳からサッカーを始め、自国では体育大学に籍を置きつつ、名門チームでゴールキーパーとしてプレー。身長185cm、長い手足でゴールを守る。

「サッカーできて感謝」

 ロシアの侵攻により、所属チームのグラウンドは破壊され、練習ができなくなった。昨年11月、南区に住む親類の下に避難するために来日。12月から横浜FCユースの練習に加わり、保土ケ谷区のグラウンドで汗を流している。「両親はウクライナに残り、危険が続いている。私は安全な日本でサッカーができて感謝しかない。家族のためにもがんばる」と強い意志をにじませる。

 3月1日には横浜FCトップチームの練習に初参加。元日本代表で同チームのコーチを務める中村俊輔さんのシュートを受けた。「ナカムラさんは日本のレジェンド。うれしい気持ちでボールを受けました」と笑顔を見せる。

 日本語を勉強し、食事にも馴染み「ラーメンが抜群にうまい」と語る一方、母親のボルシチやピロシキも恋しい。「楽しかった家族との普通の日々を戦争が壊した。知人も亡くなっている。一日も早い平和を」と訴える。

 将来の目標はJリーグで活躍すること。その先にはウクライナ代表としてのワールドカップ出場を夢見る。「今後も日本に残って、プレーを続けていく。私にとってサッカーは命」。青空をめがけて羽ばたく鳥のように、大きな可能性を秘めた若者がここにいる。

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