南区在住の齋藤勁元衆議院議員が代表理事を務める一般社団法人「勁草塾」が主催する核廃絶について考える講演会が10月19日、中区のワークピア横浜で行われ、約100人が参加した。
齋藤氏が議員時代から知り合いだという共同通信編集委員の太田昌克さんが今年5月にあった広島サミットを振り返りながら、核廃絶への思いを語った。
太田さんは共同通信広島支局での勤務経験があり、被爆者や支援団体の取材も多い。広島サミットも現地で取材。その中で開幕前日にあった日米首脳会談の会場が爆心地のそばにあるホテルだったことを疑問視。「爆心地に近いところで両首脳が日米同盟の抑止力を話し合ったことに広島の人は強い怒りを感じた」と語り、岸田首相や周辺が被爆地に住む人の感情を想像できないことを批判した。核廃絶へ向けては「紛争の芽を摘む外交力こそが抑止力になる」と主張した。
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