横浜スカーフ親善大使に就任した 五十嵐 美和さん 天王町在住 36歳
横浜愛から広がる夢
○…横浜繊維振興会が、今年から取り組みを始めた「横浜スカーフ親善大使」に就任。「高級そうなイメージが強いけれど、もっと身近に感じてもらえれば」と、まずは大使としての意気込みを語る。
○…これまでにも「開港祭」を始め、横浜に関わる数々のイベントにスタッフとして関わってきた。「横浜が大好きなんです」と明るい笑顔。岩崎中、桜丘高、横浜国立大学と進学し「幼稚園から大学まで保土ケ谷を出たことがないんですよね」と話す生粋のハマっ子だが、幼い頃は地元の良さを意識することは少なかったという。横浜に魅入られたきっかけは、中学生の頃に訪れた横浜博覧会。「こんなに素敵な街だったんだと感動した」と当時を振り返る。それ以来地元への愛着を深め、今では歴史や文化などの深い知識が求められる「横浜ライセンス2級」を取得するなど、横浜通への道を突き進む日々。勉強中に横浜スカーフの歴史を知ったことが、今回の大使就任にも繋がった。
○…「地場産業であるスカーフを、まずは横浜の人に知ってもらいたい」との思いから、その歴史やアレンジメントなどを、自身も熱心に学習した。首元に巻き付けたスカーフでバラの形を手際よく作りあげる様子は、すっかり手慣れたものといった印象。「横浜の人が『私の街はスカーフが有名なんですよ』と自慢してくれるようになれば嬉しいですね」と熱く語る。
○…親善大使から開港祭スタッフ、街頭パレードのイベントまで、その活躍は多方面にわたる。夢は、大好きな横浜の催しで、司会やアナウンスなど声の仕事に携わること。最近では関連イベントでステージアナウンスを任されるなど、着実に目標へと近づいているようだ。「ファッション、防寒、日除けなど、1枚で様々な使い方があるのが魅力」と話すスカーフのように、横浜への愛から生まれた夢は、無限の可能性へと広がっていく―。
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