岩崎中学校のハンドボール部が、男子・女子ともに昨年11月に行われた県大会を制し、3月25日から富山県内で開かれる「春の全国中学生ハンドボール選手権大会」への出場切符を手にした。男女揃っての全国大会出場は今回が初。
男女ともに早いパス回しでゴールを攻める「パス&ラン」を基本スタイルに、相手のボールを積極的に奪いに行く「攻撃的な守備」を武器に県大会を勝ち抜いた。運動量が多いプレイスタイルのため、走り込みや体幹トレーニングなどを通して、「けがをしない体づくりに力を注いできた」と顧問の佐藤直博教諭=人物風土記で紹介=は話す。
実業団で8年間の選手経験を持ち、同部を7年前から率いる佐藤教諭に加え、昨年4月からは他校で指導してきた上城康博教諭を迎えた。2人体制で指導を強化した結果、得た全国の舞台を前にチームの練習は熱を帯びている。
男子部長の宮田優斗さん(2年)は「今大会ではベスト8を目標にしたい」と決意を固め、同キャプテンの加賀優大さん(同)は「部長らと連携しチームを牽引していきたい」と語った。
一方、女子部長の兼弘芽生さん(同)は「昨夏は1点差で負け、ベスト16止まりだった。先輩たちのリベンジ戦でもある。支えてくれた地域や保護者の方、先生たちに結果で恩返ししたい」と話し、同キャプテンの森夢帆さん(同)は「全国に連れて行ってくれた先輩の引退後に全国優勝すると誓った」と30年ぶりの全国制覇へ意気込む。
|
<PR>
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>